事業紹介

About JeaCeF

日本ヨーロッパ・芸術文化交流財団について

当財団の目的は、日本とヨーロッパの文化・芸術を主軸に世界の文化の多様性を理解し、文化が持続可能な開発に貢献できるように生涯教育の機会提供を目的とし設立されました。美術品の収集、保存、展示、研究、作り手の人材育成にも貢献することを目指します。
当財団は下記のSDGs(国連持続可能な開発目標)の目標4のターゲット4.7への貢献を期しております。

質の高い教育をみんなに
持続可能な開発目標ゴール4
すべての人に包括的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
SDGターゲット4.7
2030年までに、持続可能な開発のための教育及び持続可能なライフスタイル、人権、男女の平等、平和及び非暴力的文化の推進、グローバル・シチズンシップ、文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。

Message

理事長メッセージ

日本・ヨーロッパ文化交流財団(略称;JEACEF)が、昨年9月に発足して、6ヶ月経ち、第一期を終了しました。この間の関係各位のご支援に心より感謝を申し上げます。

さてヨーロッパと日本は、16世紀の大航海の時代から、ダイレクトな交流が始まり、伊万里、九谷などの陶磁器が多く輸出されました。また1867年のパリ万博に、日本が初めて参加し、包装紙として用いられていた浮世絵が評判を呼び、サツマの陶器がブームを巻き起こし、多くの日本の工芸品や骨とう品が輸出されました。そこで起こったジャポニズムや自然観は、エミールガレのガラス器や、マイセンの図柄、また印象派の絵画にも大きな影響を与えました。
今グローバルな時代になり、世界各国の交流はますます盛んになっていますが、こんな時代だからこそ、表面的にならず、ヨーロッパと日本のそれぞれの文化や歴史を探訪し、思想や人間性をお互いに深く理解し、未来に対応する叡智や行動を発揮するべき時代を迎えています。文化の交流やそれによる自己の見つめなおしは、それが創造力の源泉にもなり、更に経済への波及効果も期待されます。
当財団は設立されてからまだ一年にも満たぬ状況で、できることは限られていますが、具体的な活動を通じて、このような理念に少しでも貢献できればと考えております。皆様の、引き続きのご支援とご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

令和3年 3月12日
理事長 更家悠介

Directors List

役員名簿

評議員 丹羽 一郎、樋口 信治、樫畑 直尚、上島 一泰、更家 一徳
理事 更家 史朗(悠介)、巽 昭夫、大和 泰隆
代表理事 更家 史朗(悠介)
監事 新居 誠一郎
事務局長 村井 雅子

History

沿革

2020.09. 日本ヨーロッパ・芸術文化交流財団設立
2021.03. 第一期終了